老人ホーム転落死 介護職の質向上が急務
http://www.iwate-np.co.jp/ronsetu/y2016/m02/r0221.htm

安住の地で悲劇は起きた。川崎市の老人ホームで2014年、入所者の男女3人が転落死した事件で、神奈川県警は元職員の23歳の男を殺人容疑で逮捕した。逮捕容疑は男性1人の殺害だが、男は残る2人の殺害も認めている。

「言うことを聞いてくれなかった」「殺すつもりで部屋に行った」。男の供述からは、介護職としての自覚はおろか、常軌を逸した残虐な人間性が浮かび上がる。

全国の介護施設関係者をはじめ、入所者や家族の衝撃、不安は大きい。介護施設職員による虐待も年々増加している中、特異な事件として片付けず、背景の介護現場の構造的問題にもメスを入れない限り、安心は取り戻せまい。

県警は当初、一連の転落死を、事件か事故か判別できない変死として処理。「連続転落死」に気づいたのは3人目の死後だったという。

だがベランダの手すりは高さ約120センチで、3人の身長は150~160センチ。自力で乗り越えるのは困難だ。もっと早く気づけなかったのか。初動捜査の検証が必要だ。

そもそもなぜ、高度な専門性が求められる介護現場で、容疑者のような人物が働いていたのか。この施設では、別の職員による入所者の虐待なども続発していた。

厚生労働省によると、14年度の介護施設職員による虐待は300件で、12年度から2年間で倍増。虐待した職員は30歳未満が最多の22%で、原因(複数回答)の62・6%が「職員の教育・知識・介護技術の問題」だった。

虐待の深刻化は、職員の「質」と関連し、その背景には介護現場の深刻な人材難がある。重労働な割に給与は低く、離職率は高い。経験不足の職員が心身ともに疲弊し、はけ口を求め虐待に走ってしまう-という構図だ。

安倍政権は「介護離職ゼロ」を掲げ、介護の受け皿を50万人分増やすとしている。だが、人材育成をおろそかにしてハコものだけ増やしても意味がないことを知るべきだ。

頭数だけそろえても、質が伴わなければ虐待は減らないし、今回のような悲劇も繰り返されかねない。介護施設に対する不信が広がれば、家族の負担が増え、介護離職にも歯止めがかからないだろう。

厚労省の推計では25年、認知症の人が約700万人に達する。介護職はこれまで以上に専門性が求められる。

介護職の「量」の確保とともに、「質」の向上策に本腰を入れるべきだ。限られた財源を有効に活用すべき時に、低所得高齢者に3万円の臨時給付金を配っている場合ではあるまい。このままでは「介護離職ゼロ」の達成はおろか、悲惨な事件をなくすことすらおぼつかない。


介護職って専門職なんですけどねぇ・・・

専門職なんですが絶大な人気がある職業と感じません。
ホントはめちゃくちゃ楽しい職業なんですけどね。
いやはや勿論、専門職ですから知識や技術を日々向上せねばなりませんけどね。

ただ。

今現在では『重労働のわりに低賃金』が独り歩きしてるような気がします。
確かに重労働ではありますし、低賃金でもあります。
困ったことにベテランと呼ばれる程の長い職歴を持った人が少ないんですよね。
長く働いても低賃金ですから辞めていく人が多くなるのは当然です。

なので。

人材育成も簡単じゃないんですよね。
2~3年のキャリアで教育係。
たった1年で教育係。
という事もあったりします。

つまり。

介護現場では、経験が浅い人が教育する感じです。
これが現実。

どうすれば介護職の量が増え、同時に質まで上げられるのでしょうか。
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介護のお仕事をして大体半年・・・。

ゲスの極み乙女。川谷絵音がどうしても◯◯な件。

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